デッサンで使う道具は静物画の時と同じで、木炭、鉛筆、絵の具です。鉛筆は2B〜4Bの軟らかい物を使います。絵の具は描く人の好きな色を使えば良いのですが、イエローオーカーやバーントアンバーなどを薄く溶き、おつゆ状態にして塗ると良いでしょう。
ポイント1 デッサンの描き方
細部を気にせず形を大まかに捉える。
デッサンは細部を気にせず形を大まかに捕らえていきます。構図を考えた時に人物をどこまで入れるかを決めました。そのイメージ通りに入れるにはどうしたら良いか人物の大きさや位置を考えます。始めに頭の位置や大きさを決めると基準が出来るので、他の部分も捉え易くなります。
ポイント2 人体を捉える
モデルをよく観察し、体の向きや動きを捉える。
人物画は静物画や風景画の様にモチーフをカットしたり、付け足したりすることが出来ません。つまり、ごまかしができないということです。そのため、モデルをよく観察し人体がどの様な動きをしているかを捉えることは大切です。人体には基本的な構造があります。顔について言えば、目の高さは頭の天辺から顎の先までの中間になるとか、下唇の位置は鼻の付け根と顎先の中間になるとかです。しかし、人には個人差がありますし、モデルを見る時は常に正面から見ているとは限りません。基本的な構造にとらわれず、モデルをよく観察しながら忠実に描いていくことが大切ですね。
ポイント3 手足の大きさ
手足は結構大きいので、大きく描く。
手や足は小さく描いてしまいがちですが、結構大きいものです。手の長さは前髪の生え際から顎先までの長さ、足の裏の長さは手首から肘までの長さと同じと言われています。座りポーズなどで手足が顔よりも前に出ている時は更に大きく描かないと全体のバランスが悪くなり、不自然になります。手足は思っているよりも大きく描いてみましょう。
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