比較のポイント1 全体を見る
キャンバスから離れ、キャンバスも全体が見えるようにする。
ある程度絵が仕上がってきたらモチーフともう一度比較してみます。この時キャンバスから少し離れ、キャンバスも全体が見えるようにして下さい。モチーフと比較しながら、色の調子は合っているか、飛び出して見える色は無いか、形が変わっていないかなどを確認していきましょう。
比較のポイント2 色の調子
色の明るさや鮮やかさがモチーフの印象と合っているか比べる。
色の調子は明るさや鮮やかさなどが印象と合っているかを比べてみます。明るいモチーフを描いているはずなのに絵の印象が暗かったらおかしいですよね。
比較のポイント3 飛び出した色
周囲の色よりも明る過ぎたり、暗過ぎたりする色を見つける。
飛び出して見える色というのは、周りの色と比べると明る過ぎたり、暗過ぎたりしている色の事です。モノクロの写真に撮ってみると分かりやすいのですが、その度写真を撮るのでは大変ですよね。そこで、良い方法が一つあります。キャンバスを逆さまにし、目を細めて絵を見ます。こうすると、形にとらわれず、色合いを見ることが出来ます。飛び出した色があった時はおつゆ描きで色を落としたり、新たな色を塗ったりして修正しましょう。
比較のポイント4 形の違い
太さが違ったり、傾いたりしていないか比較する。
時には形が変わってしまっている事もあります。モチーフに比べて細くなり過ぎたり、太くなり過ぎたり、あるいは真っ直ぐ立っている物が傾いたりしている時です。細い場合は太くすれば良いですし、太い場合は背景の色を使って細くしてあげれば良いでしょう。傾いてしまった時はモチーフの中心となる線を垂直に引き、その線に合わせてもう一度形を描き直してみて下さい。
絵を離れて見ることはとても大切です。描いている時は全体を見ているつもりでも、結構手元しか見えていないものなんです。キャンバスから離れると客観的に絵を見ることが出来るので、全体の印象がつかめます。大きな作品になればなるほど離れてみることが大切になってきます。大きな作品の全体を視界に入れるには後ろに下がるしかありませんから当然ですね。絵は一部分だけ上手くいっても、全体的を見た時に良くなければ印象が悪くなってしまいます。キャンバスから離れてモチーフと比較する事を習慣にしておくと良いですね。
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